馬場です。
いきなり重たい話から始まりますが、人間生きてたら全てが嫌になって、自分のことを誰も知らない土地に行きたくなる時もありますよね。
「そういう気持ち分かるー!」という方だけ、続きをご覧ください(笑)
僕も昨年、全てが嫌になって現実逃避の一人旅に出たことがあります。どこ行こうかと思って、「男性 一人旅」とかって検索したら「屋久島がいいよ」みたいな記事を見つけて、実際に行ってみたのです。
結果的に割とメンタルが回復したので、当時のことを振り返りながら「メンタルがやられたときに屋久島への一人旅がオススメな理由」について書いていこうかなと思います。
理由1. 過酷な登山で自然に癒されつつ、何も考えずに体を動かせる
屋久島には複数の登山コースがあるのですが、人気なのは「縄文杉コース」と「白谷雲水峡谷コース」の2つです。
縄文杉コースというのは、樹齢3000年以上を誇る「縄文杉」を見ることができるコースなのですが、だいたい往復10時間くらいかかります。朝6時から登り始めて、昼の16時くらいに帰ってくるイメージです。
初めはトロッコ道を歩いていき、途中からはヒトの手があまり入っていない岩の階段を上っていくような登山道になります。
もう一方の白谷雲水峡谷コースというのは、ジブリ映画の「もののけ姫」のモデルとなった場所で、苔をはじめとした緑が多く、幻想的な雰囲気を味わえます。
登山時間も6時間程度と比較的ライトです。
こんな感じで自然に囲まれ、自分のことを誰も知らない環境で一人山を登っていると、余計なコトを何も考えずに済みます。
というか割と必死で登山しないといけないので、考える余裕が奪われます。
嫌なことをいったん全部遠ざけて、汗をだらだらかいて、猛烈に疲れて、美味しいご飯を食べて寝る。。
そうしたら、ほぼ確実に少しだけ元気になれます。
理由2. 地元民が運営している宿に泊まり、ヒトの温もりを感じる
美味しいご飯の話が出たので、宿の話をします。
屋久島には、「地元民が運営している小さな宿」が複数あります。チェーン店とかじゃない訳です。
そして、宿泊客に「地元の食材を使った手作りのご飯」を振舞ってくれるのです。
登山で疲れ切った体に、手作りのご飯が染みわたります。
ご飯は食堂で食べることになるので、必然的にオーナーさんや他の宿泊客との交流の場が生まれます。
全然知らないヒトと他愛もない話をしていると、ヒトの温かみを感じれたりします。
孤独にご飯食べてるより、楽しかったりしますので。
理由3. ヒトとヒトの距離感が近く、癒される
屋久島ではヒトとヒトの距離感が近いのか、小学生が観光客に話しかけてきます。
僕の場合は、バスを待っていると、「にーちゃん、何してんのー?」みたいな感じで小学生の集団から声を掛けられ、
「バスを待ってるんだよ」と答えて小学生と談笑しているとバスが到着し、バスの運転手さんから「もしかして新しい学校の先生ですか?」と聞かれたりすることがありました。
本当に些細なやり取りなのですが、僕の心には強く印象に残っており、何か琴線に触れるものがあったのだと思います。
理由4. 海を見ながら、原チャリで風を切りながら走れる
メンタルがやられた時にオススメなのが、海を見ながら原チャリで走ることです。
屋久島は交通量が少なく道も真っすぐであり、3時間くらいで島を一周できます。これは、普段原チャリに乗らない方にむしろオススメな方法です。歌でも歌いながら、海をみて、原チャリで走っていると、無思考状態になれます。
バイクに乗りながら島の観光名所を巡り、時には誰もいない海岸で海を眺め、美味しいものを食べ歩き、夕日が沈むを見るのです。
理由5. 若者があんまりいない
都会って、若者がたくさんいるじゃないですか。
メンタルが病んでるときって、自分と同い年くらいの幸せそうなヒトを見ると、さらに気分が落ち込んでしまったりします。理想と現実のギャップを再認識してしまい、今に立ち向かう力が失われる訳ですね、、
屋久島には幸か不幸か、20~30代くらいの若者があんまりいません。
いたとしても、失恋旅行に来ている観光客くらいでした。山登りが共通の趣味でもない限り、カップルで屋久島に行こうという話にはならないのでしょう。
なので、心をざわつかせるモノがほとんどありません。
以上「メンタルがやられたら、屋久島に一人旅に行こう」でした。次の3連休などに屋久島に行ってみるのはいかがでしょうか?
メンタルがやられている方も元気な方も、迷ったら行くべしです!
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
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