マイナーワールド体験記, 週末体験ログ

E3に行ってきた!後編


 前編はこちら

 

E3本丸突入:任天堂ブースでかっ‼

異様な熱気に包まれつつホールが開場。

若干興奮気味の人々に囲まれながら進むと、XBOXとCall of Dutyの看板のブースが目に飛び込んでくる。

 

大型スクリーンや映像に圧倒されつつ、歩を進めると何やら見慣れたマークが。

 

CAPCOMはん!

 

外の看板にあった「MARVEL vs CAPCOM」は実演機が出ていて、入場者が参加できるようになっていました。

 

 

その他、ストリートファイターシリーズ30周年の展示やモンスターハンターワールド、ロックマンなどの展示がありました。

 

因みに海外だとロックマンではなく、メガマンという名称を使用していると知り、驚く筆者。

 

他にも日本企業は数多く参加していました。

 

スクエニはFFを

 

バンダイナムコはドラゴンボールを

 

 

冒頭で紹介したアトラスやセガ。

特にセガは龍が如くの世界観を演出するために作品の街並みを一角に作っていました。

ようやるわww

 

これまた龍が如くは欧米版では題名が異なり、その名も「Yakuza」!

そのままやんけw

映画の邦題問題のように、外国の作品を母国で受け入れ易い題名にするとなんか失われてしまうんよなぁ。

 

その他こんなゲームも

くにおくん!

まさかくにおくんを海外で拝むことになろうとは!

 

 

そして、御大任天堂。

なんせ、お金の使い方が違う。。

ブースの広さ、規模はかなりのものでした。

 

上記写真は2日目に撮った会場内で表示されていたゲームランキング。

スーパーマリオオデッセイが堂々の一位。

任天堂さんはさすがでおま。

 

 

他にはVRゲームのコーナーも。

周りから見ていると少し滑稽ですが、やっている本人は真剣そのもの。

現実と仮想世界の境界は薄まっていくのでしょうか・・・

 

 

小島秀夫監督のイベントに参戦!

さてさて、イベントは展示や実演だけに留まらない。

いくつかのトークセッションが他の会場で開催され、「メタルギア」シリーズなどの作品で有名な小島秀夫監督も登壇するとのこと。

 

コナミから独立後「Death Stranding」というゲームを着々と制作中のコジマプロダクション。

公式にはE3で発表できることはない、との報道がされていましたが、監督の話を聞けるのはそうはないのでトークセッションに参戦。

 

余裕をもって数個前のセッションから参加。

 

FARCRY5、Call of Dutyのセッションに引き続き、映画やテレビドラマ、ゲーム制作者がそれぞれの作品における「物語論」を語るこのセッション。

 

「ゲームにストーリーは必要か」という話に始まり、視点誘導が出来る(求められる)映画とユーザーに主導権があるゲームの細部の作り方の違いなど、クリエイターならではの視点から語られる話は興味深いものでした。

 

因みに映画代表で登壇していたのは「10 クローバーフィールド・レーン」のダン・トラクテンバーグ監督。

なんであの映画はあんな展開になったん?と聞きたかったところ・・・

 

このセッションの中ごろから、人がどんどん入ってきて会場はほぼ満員に。

さすが世界の小島監督。

周囲の人もPlay Stationブースで購入したと思われるコジマプロダクションTシャツやDeath Stranding Tシャツを着こんで準備万端。

 

高まる興奮に応えるように、正面に突然コジプロムービーが。

 

続いてルーデンス君が登場。

コードが足に引っかかってたのはご愛敬w

 

 

そして、満を持して小島監督登場。

「キングコング:髑髏島の巨神」のジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督を相手に1時間、映画製作や自身の映画観について熱く語られました。

 

 

満足のいく1時間でした。

欲を言えば映画ジョーダン監督と自身の作品観、物語作りについてディスカッションをして欲しかったかな。

 

 

E3を体験してみて

最終的な入場者数は7万人に及んだようで、内部の熱気はかなりのものでした。

平日ということもありあまり子供の姿は見かけませんでしたが、男性・女性・国籍問わず、様々な方々が参加していました。

 

外国でのゲーム体験を通じて、ゲームは自分視点で動かせて行動に対する反応がすぐに返ってくるので、割と言語の壁を越えやすいツールであることを実感しました。

 

特にFPSや格闘ゲームはわかりやすく、多少言葉がわからなくてもこうすればいいだろうというのが、感覚的にわかります。

これは案外凄いことで、映画や漫画でもそう簡単にはいかないことです。

 

ただ、そのせいか、展示・紹介されるゲームはアクションやシューティング、格闘ゲームが中心で、若干偏りはありました。

 

素人からすれば、世界のゲーム見本市なんだからもっと門戸を広くとってもいいのでは、とも思いましたが、業界には業界の様々な理由があるのでしょう。

 

あとは映画もそうですが、シリーズものが多いという点が気になりました。

人気シリーズは一定の層を取り込めるという利点がある一方、新規顧客が入りにくいという課題もあります。

そういう意味で、ライトユーザーが壁を感じてしまう、という点が現在のゲームの課題でもあるかも知れません。

 

据え置きハードのゲームが売れない⇒人気シリーズで挽回⇒顧客の固定⇒新規顧客の壁・減少

 

なんて流れがあるのでしょうか。

E3の盛況さを見ているとにわかには信じがたいですが・・・

 

 

さて、E3を通じて気になったゲームはスーパーマリオオデッセイ・・・と言いたいところですが、FARCRY5。

プロモーション映像とカルト教団との闘いという点に魅かれました。日本語版は出るのかな?

 

以上、E3の体験レポートでした。

 


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