BABAです。
マイナーマンガ100選のコーナーです。
「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」というマンガがあるのですが、スーパー面白かったのでご紹介します。(一部ネタばれがありますので、ご注意ください)
ヒトコトでご紹介するならば「犯人側の視点から金田一少年の事件簿の世界を描くギャクマンガ」です。これがめっちゃ面白い。
たとえば、本家の金田一少年の事件簿で有名な話として、「オペラ座館殺人事件」というのがあります。
昔、テレビでハラハラドキドキしながら見た覚えがあります。
この事件は、殺人事件にありがちな「島」が舞台なのですが。
- 復讐を目論む犯人が変装し、犯行前日に偽名を使って島のホテルにチェックインする
- 部屋をズタズタに切り裂き、「地獄の業火に焼かれよ」というメッセージを残す
- 持参したモーター付きゴムボートでこっそりと島を抜け出す
- 皆と一緒に何食わぬ顔でもう一度島を訪れる
というプロセスを犯人が事前にとっておくことで、「架空の旅行客を作り出す」というトリックを使います。
さらっと書きましたが、このプロセスを経るのに犯人は相当苦労しているのです。
まずSTEP1「変装してのホテルへのチェックイン」では…
「包帯ぐるぐる巻きの姿で、ホテルにチェックインできるのか」という関門を突破する必要があります。
普通に考えると、ホテルオーナーの反応はこうなりますよね笑
なんとかホテルへのチェックインに成功したとしても、次のSTEP2「『地獄の業火に焼かれよ』というメッセージを残す」では、
あえて怖さを感じてもらえるような文体で書くのって恥ずかしいですよね笑
さらにSTEP3「モーター付きゴムボートでこっそりと島を抜け出す」ですが、
トリックを実行するのって、本当に大変ですよね笑
こんな感じ金田一少年の事件簿の世界を犯人側の視点から描いているのが「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」です。「マガポケ」というマンガアプリで連載中なのですが、無料で読める話もあります!
週末ヒマなときがあれば、ぜひご一読ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
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