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【ドラフト2017】謎の捕手指名連発から見える巨人の未来像とは?


BABAです。

 

今日はドラフト会議2017がありました。

僕は巨人ファンなのですが、今年の指名選手は以下の通りでした。

1位 鍬原 拓也 (中大、投手、右右)
2位 岸田 行倫 (大阪ガス、捕手、右右)
3位 大城 卓三 (NTT西日本、捕手、右左)
4位 北村 拓己 (亜大、内野手、右右)
5位 田中 俊太 (日立製作所、内野手、右左)
6位 若林 晃弘 (JX―ENEOS、内野手、右両)
7位 村上 海斗 (奈良学園大、外野手、右右)
8位 湯浅 大 (高崎健康福祉大高崎(甲)、内野手、右右)

 

謎なのは、小林誠司(28歳)、宇佐美慎吾(24歳)、田中貴也(24歳)と若く、優秀な捕手陣を抱えている巨人が、今年のドラフトの2位、3位と連続して捕手を指名していったことです。

 

しかも巨人、育成ドラフトでも大学生捕手を2名追加で指名していきました。

 

なぜ呪いのように捕手を指名していったのか?
補強ポイントは捕手なのか…?

 

まず、ここから予想されるのは宇佐美のファーストコンバートです。
今年45試合の出場ながら、打率350を残した宇佐美を一塁に回し、阿部を代打要因に追いやる。

 

阿部や村田がレギュラーのままでは若手の充実が著しい広島、阪神には勝てないため、そこは正しい意思決定かもしれません。

 

一方で、もしドラフト一位で清宮(or村上)が取れていれば、宇佐美をファーストにコンバートする案が消え、やはり宇佐美はキャッチャーで育てましょうということになるため、こんなに捕手を確保しなかったのではないでしょうか。

 

つまり、清宮が「抽選で取れた場合」と「取れなかった場合」で巨人の編成部はドラフトの方針を大きく変えるつもりだったのではないか?ということです。

 

ドラフト2位で岸田、3位で大城を取れば、最低でもどちらかは小林の後釜になるため、宇佐美を一塁に回せるであろうと。

 

そうすると、3年後の内野陣は

捕手:小林(31歳)
一塁:宇佐美(26歳)
二塁:山本(26歳) or 辻(26歳)
遊撃:吉川(26歳)
三塁:坂本(33歳)

といった感じになり、これに今年ドラフト4~6位で獲得した北村、田中、若林といった即戦力大学生、社会人のうち誰か1人でも戦力化すれば、なんとなく形になる気がしてきます。

 

そして3年後の外野陣は

右翼:陽(33歳)
中堅:重信(27歳)
左翼:岡本(23歳)or 長野(35歳)or 石川(27歳)

みたいな感じを想定しているのではないでしょうか?

 

こう考えると、小林、宇佐美を評価していないからではなく、小林の守備力、宇佐美の打撃センスを高く評価しているからこその、今年の捕手指名連発だったと捉えられるのではないか…と思いました。

 

いや、本当はドラフト3位で横浜の増田くんみたいな外野手が欲しかったんですが、常勝を義務付けられたチームが今年4位になった現状を踏まえると、5年後~のレギュラーを狙うという選択肢が取れない気持ちも分かります、、、

 

…という捉え方をすれば、今年は地に足のついた堅実なドラフトだったと言えるのではないでしょうか。

 

ではでは。

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